◎ 非適格合併の場合の取扱い
(グル−プ法人税制)
◆ 非適格合併の場合の取扱い ⇒ 結果的には、<簿価> により行い |
合併のあった 事業年度 | ⇒ | 会計上の処理 | 税務上の処理 |
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↓ | ↓ | ↓ | |
被合併法人 | ⇒ | 申告調整 譲渡益 → 別表4減算 (社外流出) 別表4 「40」 欄 譲渡損 → 別表4加算 (社外流出) 別表4 「40」 欄 | |
合併法人 | ⇒ | 申告調整 別表5 (1) 譲渡利益に相当する金額 → 利益積立金の減少 譲渡損失に相当する金額 → 利益積立金の増加 |
≪例≫ |
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非適格合併により、完全支配関係のある 被合併法人 A社の土地(簿価100)が合併法人 B社に150で移転した場合 |
合併時 の処理 | ⇒ | 会計上の処理 | 税務上の処理 |
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↓ | ↓ | ↓ | |
被合併 法人 (A社) | ⇒ | 現金預金 / 土 地 150 100 土地売却益 50 | 申告調整 別表4 「40」 欄 (社外流出) 非適格の合併等による移転資産等 の譲渡利益額 ▲50 |
合併 法人 (B社) | ⇒ | 土 地 / 現金預金 150 150 | 申告調整 別表5 (1) 利益積立金 50 / 土 地 50 |